夢ある二刀流本格化!?中日・根尾 先発登板試合で3回無死一塁からヒッティング 投げては3回無失点

[ 2022年10月2日 15:20 ]

セ・リーグ   中日―広島 ( 2022年10月2日    マツダ )

<広・中>3回、根尾は鋭い打球を放つも好捕に合い、右飛に倒れる(撮影・椎名 航)
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 中日・根尾昂投手(22)が、2日の広島戦でプロ初先発した。

 ここまでの24試合は全て中継ぎ登板だった根尾は、初回、3者凡退でスタート。初回から2回にかけて西川、マクブルーム、小園の中軸を3者連続三振するなど、順調な滑り出しを見せた。さらに0-0の3回の打席では、先頭の土田が左前打を放ち、無死一塁で打席に入った。

 通常の投手ならば、犠打となる場面だが、根尾に犠打の構えはなし。すると、広島・森の2球目の直球を右中間方向へ鋭い打球ではじき返した。右翼・野間のスライディングキャッチで右飛(土田が飛び出して併殺)に終わったが、球場内からもどよめきが起こったほど。来季からの本格的な二刀流を想像してしまう第一歩となった。

 根尾は結局、3回を57球で1安打無失点。1四球、3三振という堂々たる内容でマウンドを降り、ベンチで立浪監督からも労われていた。

 根尾は球団を通じて談話を発表し、「どんどん攻め込む投球はできましたが、次の登板に向けて反省しなければならない事もありました」と反省も忘れなかった。

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