ソフトB・藤井がサヨナラ被弾で海野と共に号泣も…藤本監督「責められない」今季初黒星の右腕かばう

[ 2022年10月2日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1ー3西武 ( 2022年10月1日    ベルーナD )

11回、山川にサヨナラ2ランを浴びた藤井(右)と海野のバッテリーは悔し涙を流す(左は甲斐)(撮影・岡田 丈靖)
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 ここまで抜群の安定感を誇ってきた藤井がサヨナラ弾を浴びた。打球をしばらく見つめ、うつむいたままベンチに下がると、試合途中からマスクを被っていた海野と共に号泣した。ナインが肩を抱いていた。

 1―1の延長11回2死一塁。打席には山川。カウント1―2から細心の注意を払って投じたフォークが高めに浮き、打球は左翼席に消えていった。この日の優勝が消え、右腕はマウンドで固まった。今季は「8回の男」として君臨し、フル回転でブルペンを支えてきたが、8月13日のオリックス戦以来の失点で、連続無失点試合は17で止まった。

 9回に登板したモイネロとともに、今季初の3連投を課した藤本監督は「責められないです。ここまで55試合に投げて、ずっと抑えてくれているわけだから。しょうがない」と今季初黒星の右腕をかばった。

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2022年10月2日のニュース