九州学院・村上慶太が国体でアーチ 兄のヤクルト・村上宗隆のような逆方向への一撃

[ 2022年10月2日 09:43 ]

栃木国体 1回戦   九州学院―聖光学院 ( 2022年10月2日    宇都宮清原 )

<聖光学院・九州学院>5回、ソロを放った九州学院・村上慶(撮影・藤山 由理)
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 栃木国体が開幕し、九州学院(熊本)は聖光学院(福島)との初戦に挑んだ。ヤクルト・村上の弟で、プロ志望届を提出している村上慶太内野手(3年)は「4番・一塁」で先発出場。

 1メートル90、94キロの体躯を備える左のパワーヒッター。初回の第1打席は四球を選んで出塁すると、0―2で迎えた3回に中前2点適時打を放って同点に追い付いた。

 さらに2―3で迎えた5回には逆方向の左越えに同点ソロ。甲子園でも活躍した聖光学院のエース右腕・佐山が投じた133キロ直球に快音を響かせた。

 今夏は自身初の甲子園に出場し、3試合で打率・250、0本塁打、1打点の成績を残した。兄と同じプロ野球の舞台へ。10月20日に開催されるドラフトに向けて最後までアピールを続ける。


 ◇村上 慶太(むらかみ・けいた)2004年(平16)11月11日生まれ、熊本市出身の17歳。託麻南小4から軟式野球を始める。中学時代は熊本東リトルシニアに在籍。高校では1年秋からベンチ入りした。高校通算本塁打は6本。50メートル走6秒24。遠投96メートル。超えたい選手は兄のヤクルト・村上。憧れの選手はエンゼルス・大谷。1メートル90、94キロ。右投げ左打ち。

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