阪神・西純　満員聖地で最終戦先発「すごい光栄」　オリックス・宮城ら同世代に闘志　CS先発へアピールだ

キャッチボールを行う西純（撮影・北條　貴史）
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　2日のヤクルト戦で先発を託された阪神・西純はCSでの先発機会をつかむためにもアピールを期した。

　「最後の試合を任せてもらって、すごい光栄。その大事な試合で、しっかりと結果を残せるように頑張りたい」

　前回21日の広島戦ではプロ初の救援で3回2/3無失点。中10日で臨む今回は、CSを見据えても、大きな意味を持つ。過去にポストシーズンでの登板経験はなく、昨季は同世代のヤクルト・奥川、オリックス・宮城がCSや日本シリーズで戦う姿をテレビ画面越しに見て、「もっとレベルアップしないといけない」と感化された。

　「大事な試合でこそ力を発揮してきたと思っているので、変わらずいつも通りできたらなと思う」

　ファイナルステージでの再戦を目指すヤクルトには今季2戦2勝の好相性。本拠地で開催される今季最終戦の入場券は既に完売し、満員の観衆からの後押しを味方に真価を発揮したい。　（長谷川　凡記）