オリ・中嶋監督 攻めの采配も先制許す 楽天キラー田嶋を両軍無得点の4回途中で降ろす

[ 2022年10月2日 19:25 ]

パ・リーグ   オリックス―楽天 ( 2022年10月2日    楽天生命 )

<楽・オ>4回途中、降板を告げられる田嶋(左)(撮影・会津 智海)
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 逆転優勝が掛かるオリックス・中嶋監督が“攻め”の采配で、勝負所に挑んだ。

 試合は両軍ともに無得点で迎えた4回、島内、辰己に連打を許した先発の田嶋が、続く炭谷に四球を与えたところで、オリックスは早くも継投策に出た。次打者が右のギッテンスということで、右サイドの比嘉を送り込んだ。

 勝てば2桁勝利の掛かる先発・田嶋は、楽天戦は今季5勝負けなしで、21年から7連勝中と相性は抜群だったが、中嶋監督は攻めの采配で継投策に出た。この日はブルペンに宮城、山崎福なども待機している。

 だが、比嘉の投じたスライダーをギッテンスが左前へ運ぶ先制2点適時打となり、オリックスは比嘉から宇田川にスイッチ。その後1死満塁となったが、宇田川は小深田、渡辺佳を打ち取って、この回2失点で切り抜けた。

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