ソフトバンク板東 気迫あふれる5回無失点 引き分け以上で優勝の歴史的一戦で快投

[ 2022年10月2日 20:01 ]

パ・リーグ   ソフトバンクーロッテ ( 2022年10月2日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>ソフトバンク先発の板東(撮影・長久保 豊)
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 ソフトバンクの板東湧梧投手(26)が引き分け以上で優勝が決まるロッテとの今季最終戦(ZOZOマリン)に先発登板。5回4安打無失点と好投し、今季4勝目の権利を得て降板した。

 重圧のかかるマウンドに上がった板東。前日1日の西武戦(ベルーナD)でサヨナラ負けを喫した嫌なムードも、1番・三森の初回先頭打者弾で払しょくし、その流れに乗った。

 初回に1番・高部、3番・中村奨から三振を奪う3者凡退と最高の立ち上がり。2回も先頭の安田から空振り三振を奪い、1死とした。だが、続く井上に四球を与えた後、山口の三ゴロを周東が二塁へ悪送球。1死二、三塁のピンチとなった。

 続く池田のボテボテの投ゴロで、三走・井上が三本間で止まり、帰塁。だが、二走・山口は井上のスタートを見て、すでに三塁へ到達していた。板東が一塁へ送球後、井上を三本間に挟んでタッチアウトと、ロッテの走塁ミスに助けられた。

 3回は1死から安打で走者を許すも後続を打ち取った。柳田が2戦連発となる24号ソロを放って2点差に広げた4回は、先頭から連打で一、二塁のピンチを招くも本塁を踏ませなかった。5回は先頭に四球を与えるも松川を遊ゴロ併殺打に。2死から高部に右翼フェンス直撃の二塁打を打たれたものの、藤原をフルカウントからワンバウンドのフォークを振らせて空振り三振に仕留めた。

 板東は気迫あふれる投球で5回81球を投げ、5奪三振無失点の好投でマウンドを降り、2番手・泉にバトンタッチして継投へと入った。

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