【インタビュー全文】中嶋監督「本当にこんなことが起こるのかと」「選手がここまで連れてきてくれた」

[ 2022年10月2日 21:47 ]

パ・リーグ   オリックス5―2楽天 ( 2022年10月2日    楽天生命 )

<楽・オ>胴上げされるオリックスの中嶋監督(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 オリックスが2日、楽天戦に勝利し、大逆転でパ・リーグ連覇を達成した。球団の連覇は、イチローを擁した95、96年以来。来季はいよいよ75~78年に4連覇(75~77年は日本一)して以来の3連覇を目指す。

 中嶋監督は就任1年目からこれで2年連続の優勝となった。これは、36年秋、37年春の巨人・藤本定義監督、86~88年の西武・森祇晶監督に次いで3人目だ。最下位→優勝→優勝は、75~77年の巨人・長嶋茂雄監督、20~22年ヤクルト・高津監督に続き3人目になるが、前年最下位のチームを引き継いでの2連覇は中嶋監督が初めてとなった。

 中島監督の優勝監督インタビューは以下の通り。

 ――おめでとうございます。
 「ありがとうございます」

 ――5回(胴上げで)宙に舞った。どんな思いか。
 「いやあ、なんか、本当に感無量といいますか、本当にこんなことが起こるのかと。本当に信じられない気持ちです」

 ――最後の最後にトップに立った。
 「本当に最後の試合で決まるとは全然思っていなかったですし、選手が、みんなが本当によく頑張ってくれて、ここまで連れてきてくれた、この勝利を、本当にありがとうと言いたいです」

 ――昨年は試合のない日に優勝決定。今年はファンの前で胴上げとなった。。
 「やっと見せられたのかなと思います」

 ──勝利が絶対条件の中、先制される展開だった。
 「いや、あきらめている選手は一人もいませんし、最後まで絶対に勝つという気持ちを持っていましたので、何とか逆転してくれると思っていました」

 ――5回は4連打で逆転。
 「はい、もうオッケーです」

 ──投手陣もよく踏ん張った。
 「もう、野手のみんなも分かっていると思いますけど、ウチのピッチャー陣の頑張りがなかったらここまでこれなかったですので。まだまだ先がありますけど、野手陣、頑張ってください」

 ――9回に阿部を起用した。
 「安心して見ていました」

 ──新型コロナウイルスなども乗り越えた。
 「どこのチームも苦しい1年だったと思いますし、それでもよく頑張って、盛り返して、最後にここまでやれる選手たちを誇りに思いますし。本当に選手、おめでとう」

 ─95、96年以来のリーグ連覇となった。
 「もう一つクライマックスというのがあって、日本シリーズに行きたいと思います。もっと応援してください。ありがとうございました」

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月2日のニュース