西武・武隈が今季限りで引退 試合前にサプライズ報告 3月に肩故障「治る光を見つけられなかった」

[ 2022年10月2日 17:49 ]

<西・日>セレモニアルピッチを行う武隈(撮影・尾崎 有希)
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 西武・武隈祥太投手(32)が2日、今季限りで現役を引退することを発表した。シーズン最終戦の日本ハム戦(ベルーナドーム)のセレモニアルピッチにサプライズで登場し、球場のビジョンを通じて引退を報告した。

 「今年3月の教育リーグの試合で肩を痛めてしまいました。これまでも痛みに耐えて頑張ってきましたが、今回は治るという光を見つけられなかったので引退を決意しました。15年間、熱い応援をありがとうございました」とコメントした。

 武隈は北海道の旭川工から07年の高校生ドラフト4巡目で入団。左腕ながら右打者を得意とし、長年ブルペンの中心的存在を担ってきた。15年には自己最多67試合に登板。昨季も46試合に登板したが、今季は3月に左肩を痛めた影響で1軍のマウンドに上がることはなかった。

 通算成績は365試合登板で、21勝15敗、1セーブ、68ホールドで防御率は3・82。「これからも、埼玉西武ライオンズの応援をよろしくお願いします」とメッセージを送った。

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