広島・栗林 91年大野に並ぶ球団記録14試合連続セーブ達成!「連続セーブより勝って終われて良かった」

[ 2021年10月11日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3ー1巨人 ( 2021年10月10日    マツダ )

<広・巨>力投する栗林(撮影・森沢裕)
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 広島・栗林が14試合連続セーブに伸ばし、91年大野豊の球団記録に並んだ。3―1の9回に登板。先頭の大城を直球で空振り三振、続く代打・ウィーラーの二飛は菊池涼の好捕に助けられ、松原に四球を与えた後の吉川をフォークで二ゴロに仕留めて21試合連続無失点。「(記録を)そこまで気にしていなかった。連続セーブよりかは(森下)暢仁に勝ちがついていなかったので、勝って終われて良かった」とチームの5連勝を喜んだ。

 1年前のドラフト会議で1位指名を後押ししたのは、佐々岡監督らが先発、救援の両方をこなせる点を評価したからだった。入団時点では先発も選択肢にあった中で抑えに抜てき。ドラフト当日には「大学時代に対戦した吉川さんを抑えたい」と明かしていた相手が最後の打者となった。

 「カープが1位指名してくれたおかげで抑えとして投げさせてもらえて、五輪にも参加できた。1年前のドラフトは自分の人生を変えた一日。カープの方々に恩返ししたい」

 31セーブは90年与田剛(中日)に並ぶ新人歴代2位。1位指名、抑え起用などの決断が正しかったことが証明され、佐々岡監督も「活躍してくれるのは、うれしい」と誇らしげだった。(河合 洋介)

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