中日 “大型野手”上武大・ブライト健太を単独1位指名 高校通算38本塁打の長距離砲

[ 2021年10月11日 17:17 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

上武大・ブライト健太外野手
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 プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、中日が1位で上武大のアドゥ・ブライト健太外野手(22)を指名。交渉権を獲得した。

 ブライトはガーナ人の父を持ち、1メートル84、84キロの体躯を持つ右投げ右打ちの大型外野手。50メートル走5秒9の俊足、遠投100メートルの強肩を持ち、高校時は通算38本塁打を放った長距離砲だ。

 だが、大学野球の舞台では変化球への対応に苦しみ、昨秋まで控え選手だった。従来は「ホームランしか狙っていなかった」という荒削りな打撃だったが、冬の練習期間で確実性のアップに取り組んだ。ボールを引きつけて、ストライクゾーンに来た球だけをスイングすることで打率は向上。リーグ戦14試合で打率・380、3本塁打をマークしMVPに選出された。持ち前の長打力で、プロの世界でも本塁打量産を目指す。

 ◆ブライト 健太(ぶらいと・けんた)1999年(平11)5月7日生まれ、東京都足立区出身の22歳。ガーナ人の父と日本人の母を持つ。小6から野球を始め、中学では軟式のシニアクラークに所属。都葛飾野では1年夏からベンチ入り。甲子園経験なし。上武大では2年生の秋からリーグ戦に出場。4年生春になって4番左翼として定位置を掴み、打率・380、3本塁打、12打点の活躍でMVP。憧れの選手はエンゼルス・大谷。1メートル84、84キロ。右投げ右打ち。

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