ソフトB 7連敗中の1位抽選せず世代最速157キロ“超目玉”風間球打一本釣り!

[ 2021年10月11日 18:42 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

ソフトバンクから指名を受けノースアジア大明桜の輿石重弘監督(右)とグータッチを交わす風間球打(撮影・西海 健太郎)
Photo By スポニチ

 プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、ソフトバンクが世代最速の157キロを誇るノースアジア大明桜の風間球打(きゅうた)投手を1位で指名し、一本釣りで交渉権を獲得した。

 ソフトバンクは16年に田中正義を5球団による抽選で獲得。しかし、それ以降は17年1回目で清宮(日)、2回目で安田(ロ)、3回目で馬場(神)、18年1回目で小園(広)、2回目で辰己(楽)、19年石川昂(中)、20年佐藤輝(神)と抽選に7連敗中だったが、今年は“苦手の”クジを引くことなく今年の超目玉の一人の交渉権を獲得することができた。

 過去の主な一本釣りは09年の今宮健太(大分・明豊)、11年武田翔太(宮崎日大)、14年松本裕樹(岩手・盛岡大付)と高校生ばかりだが、3選手とも選手層の厚い同球団において、しっかりと1軍で活躍。育成環境も抜群で、風間の活躍にも期待が高まる。

 ◇風間 球打(かざま・きゅうた)2003年(平15)10月11日生まれ、山梨県甲州市出身の18歳。小1から野球を始め、塩山中では笛吹ボーイズでプレー。ノースアジア大明桜で1年春からベンチ入り。遠投100メートル。50メートル走6秒7。憧れはエンゼルス・大谷。1メートル83、81キロ。右投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月11日のニュース