2022年ドラフトも注目株はめじろ押し! 生粋の高校生スラッガーやリアル二刀流の大学生も

[ 2021年10月11日 20:40 ]

今夏の智弁和歌山戦で、高松商・浅野は左越えにソロ本塁打を放ってガッツポーズ(撮影・北條 貴史)
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 2021年のドラフト会議が11日、終了した。そこで、2022年のドラフト候補選手に目を移すと、個性豊かな有望選手が目白押しだ。

 高校生の投手では、MAX149キロの斎藤響介(盛岡中央)や、今夏、甲子園の準決勝進出に貢献した山田陽翔(近江)や別所孝亮(大阪桐蔭)などが中心。さらに、高校生野手として注目を集めるのが浅野翔吾(高松商)だ。今夏の甲子園、3回戦の智弁和歌山戦で左翼席への特大弾を放ち、存在感を示した。U15侍ジャパンに選ばれた世代注目の右の強打者で、素材は申し分ないスラッガーだ。

 また、大学球界でも野手は豊富。強肩強打の外野手としては森下翔太(中大)、蛭間拓哉(早大)らが軸で、俊足が持ち味の遊撃手としては村松開人(明大)なども注目が集まる。さらに二刀流として活躍している矢沢宏太(日体大)も異質な存在。先に外野手とデビューしていたが、今春から本格的に二刀流を解禁し、リーグ戦にも「4番・投手」で出場。筑波大1回戦では、投げては4安打に封じてリーグ戦初完封、打っては西武にドラフト2位で指名された筑波大・佐藤隼輔投手から2安打をマークするなど、注目度が日に日にアップしている。

 社会人では完成度の高い選手が多く、投手では藤村哲之(東芝)、加藤三範(ENEOS)、片山皓心(Honda)の3人の左腕や、野手では中山遥斗内野手(三菱重工East)も注目度が高い。

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