ソフトバンク、慶大不動の4番・正木智也を2位指名 全日本で2戦連発、東京六大学通算10発のスラッガー

[ 2021年10月11日 18:14 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

慶大の正木
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 プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、ソフトバンクが2位で慶大の正木智也外野手を指名。交渉権を獲得した。

 不動の4番打者として、東京六大学春季リーグ戦で4本塁打、12打点の2冠に輝いてチームを3季ぶりの優勝に導いた。

 さらに全日本大学野球選手権でも準決勝、決勝で2本塁打を含む5安打7打点の活躍で34年ぶりに日本一へと導き、MVPも獲得。大舞台でも勝負強さを見せるなど、高校時代に通算50本塁打を放ち注目されていた逸材が大学でも順調に経験を積み、大学屈指のスラッガーとして成長した。

 正木の本職は外野の右翼だが、春はチーム事情で一塁を守り「一塁の経験で野球の幅も広がった」と語る。堀井哲也監督も「(右翼を守った)去年の秋とはレベルが違う守備をしている」と太鼓判を押すなど、守備面でも大きく成長した。

 ◇正木 智也(まさき・ともや)1999年(平11)11月5日生まれ、東京都出身の21歳。小2から野球を始める。雪谷中時代は世田谷西シニアに所属し、3年春に全国大会16強。慶応では通算50本塁打。甲子園出場なし。慶大では1年春にリーグ戦デビューし通算10本塁打。1メートル82、90キロ。右投げ右打ち。

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