巨人、JR東日本・山田龍聖を2位指名 153キロ左腕、高岡商時代に大阪桐蔭から11K

[ 2021年10月11日 18:07 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

JR東日本・山田龍聖
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 プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、巨人が2位で最速153キロ左腕のJR東日本・山田龍聖投手(21)を指名。交渉権を獲得した。

 社会人3年目の今年、主力投手となり評価は急上昇。昨年は同じ左腕の伊藤将司がエースを務め、ドラフト2位で阪神入りした。既に8勝と即戦力の活躍を見せる先輩に「あの人はチームを勝たせていた。自分もそういう姿を見せたい」と背中を追う。

 制球力と多彩な変化球が武器の伊藤将とタイプは異なる。最速153キロの山田は、直球とスライダーで強気にストライクゾーンで勝負するスタイルが売り。入社時から5キロも最速がアップし「真っすぐの強さがストロングポイント」と胸を張る。

 高岡商(富山)では投手として2度の甲子園出場を果たした。3年時の18年夏は3回戦で藤原(現ロッテ)、根尾(現中日)擁する大阪桐蔭打線から11三振を奪った。その後、藤原や根尾、吉田(現日本ハム)、小園(現広島)らと高校日本代表入り。ともに日の丸を背負った仲間がプロ野球の舞台で躍動する姿に「自分も負けたくない思いはある」と対抗心を隠そうとはしない。

 社会人投手だが高卒3年目で、大卒選手たちよりも1学年下。伸びしろも十分な左腕がプロの舞台に挑戦する。

 ◆山田 龍聖(やまだ・りゅうせい)2000年(平12)9月7日生まれ、富山県氷見市出身の21歳。小4で野球を始め、西條中では軟式野球部に所属。高岡商(富山)では2年夏と3年夏に甲子園出場。憧れの選手はDeNA・今永。1メートル83、78キロ。左投げ左打ち。

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2021年10月11日のニュース