日本ハム・栗山監督 単独1位指名の天理・達に「大エースをつくる命題がある。大きな夢を懸けています」

[ 2021年10月11日 18:11 ]

日本ハムから1位指名を受けた天理・達(中央)
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 日本ハム・栗山監督が、単独1位で交渉権を獲得した天理の達孝太投手(17)にラブコールを送った。

 今春のセンバツでは脇腹を痛めながらも4強進出に貢献。その投球をチェックし「センバツの時に達君のピッチングを見て“この子は将来良くなるよね”と言ったのを自分でも覚えている。僕の中では大きな存在だった」とイチ押しの選手だったことを明かした。

 達は1メートル93の長身から投じる最速148キロの直球に加えて、制球力にも定評がある。指揮官は「真っすぐでしっかり押し切れて、スケールとして日本のエースでもあるし、世界で勝負ができるくらいの成長の度合いの幅がもの凄く大きい選手。5年後、10年後が本当に楽しみだな、将来どんなピッチャーになるのかなと見ていた。駆け上がる姿を見たい」と期待した。

 日本ハムは23年に新球場が開場予定。「新球場のこともあるし、エースじゃなくて大エースをつくる命題がある。世界中の人が彼のピッチングを見に来ることを信じています。世界を制するからね」とし、達に対して「僕だけではなく、球団全員の思いで大きな夢を達君に懸けています。待っています」とメッセージを送った。

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2021年10月11日のニュース