エースの輝き、取り戻した! 中日が柳の復活白星で今季初の2カード連続勝ち越し

[ 2020年8月12日 20:48 ]

セ・リーグ   中日4―1広島 ( 2020年8月12日    マツダスタジアム )

<広・中>力投する先発の柳 (撮影・奥 調)
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 背番号17がいつもより大きく見えた。7回2/3を投げて1失点。6月30日以来となる今季2勝目に、柳は満足そうにうなずいた。

 「ストレートを強気にということを表現できた。変化球も良かったし、木下(拓)さんがうまくリードしてくれました」

 走者を出しても、右腕は動じない。制球に絶対的な自信があり、事態を収束する術(すべ)を心得ているからだ。2回1死一塁は会沢を低めのカットボールで遊ゴロ併殺。5回1死一塁も、菊池を同じくカットボールで投ゴロ併殺に仕留めた。6回1死一塁で迎えた西川には、勝負球に緩いカーブを選択する。右腕のイメージ通りに引っかけさせて、再び遊ゴロ併殺が完成した。

 右腹直筋の筋挫傷から復帰登板となった前回(5日、DeNA戦)は、先発としてキャリアで2番目に短い2回1/3を投げ3失点KO…。試合を組み立てる前に、マウンドから姿を消した。「変化球ばかり投げてしまった…」。完全復活を懸けた登板。時折、クイックモーションを交えるなど、巧みに打者の打ち気を逸らしながらの力投が続いた。

 「ケガして1カ月くらい投げられない時もあった。今は投げられる喜び、そして1軍で勝てる喜びを味わっています」

 8回に1点を失い、さらに2死二塁で岡田の救援を仰いだものの、十分に発揮した持ち味。チームは、今季初となる2カード連続勝ち越しを決めた。

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