や~っと勝った 阪神・ガルシア 「すっごいうれしい」 8度目の先発で今季初勝利

[ 2020年8月12日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神9-2DeNA ( 2020年8月11日    横浜スタジアム )

<D・神(11)> 笑顔でインタビューを受けるガルシア(撮影・大森 寛明)
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 底抜けに明るい笑顔をやっと見せることができた。ゲームセットの瞬間、ベンチの阪神・ガルシアは両手をバンザイの形に大きく広げ、何度も天を見上げた。

 「本当に、すっごいうれしいです! これを、1勝目を目標にずっとやって来たので」

 8戦目の先発でつかんだ初白星。打線の援護が全くない試合もあったが、どんな時もひたむきに投げてきた。1点の先制点をもらった初回に楠本に左越え同点ソロを被弾。嫌な流れになりそうなところで、2回から粘った。走者を出しても低めに球を集める本来の投球に集中。味方が勝ち越した後の6、7回も安打を許しながら無失点に抑え、今季最長タイの7回を最多108球で投げきった。

 「全ての投球に全力で。低めを意識していたし、それが本当にいい形で今日の勝利につながった」

 投球だけでなく、打撃や走塁も常に一生懸命。7月15日のヤクルト戦では1―2の5回1死の打席でセーフティーバントを敢行し、全力疾走でセーフになった。勝てない日々が続いても、へこんだ姿は見せない。今月2日の31歳の誕生日には甲子園での練習前にプレゼントされた「おめでとう!」と書かれたたすきをかけ、白ぶちの大きなサングラスを着用してアップに参加して盛り上げた。そんな姿勢がやっと報われた。

 「しっかりメンタルを保って、集中力を保って、練習もして。いつか出ると信じてやってきた。みんなも自分の投球に応えてくれたんで感謝したい」

 外国人枠の関係でガンケルがベンチ外となった中での力投に矢野監督は「それもよかったし、9連戦でもう1回(登板)行ってくれた」とねぎらい、「去年の最後の時(6連勝)も、あいつが中継ぎに入って盛り上げてくれた。ああいう性格なんで乗っていってくれたら」とさらなる快投に期待。借金生活が続く中でのとびきり明るいニュースが、チーム全体を押し上げてほしい。 (山添 晴治)

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