聖地そばの甲子園素戔嗚神社、コロナ影響で参拝客激減…「球児に幸あれ」願い込めた絵馬も

[ 2020年8月12日 18:38 ]

必勝祈願の絵馬の数について「例年に比べれば3割以下ですね」と語る甲子園素戔嗚神社の畑中秀敏宮司
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 高校球児が必勝祈願で訪れる兵庫県西宮市の「甲子園素戔嗚(すさのお)神社」に、メッセージを認めた絵馬が飾られ始めている。

 甲子園球場真横にあり、通常なら近くに宿舎を構える九州や四国の代表校を中心に、夏の選手権大会に出場する選手の姿が見られるが今年はゼロ。新型コロナ感染拡大防止の観点からお達しが出ているようだと話す畑中秀敏宮司(65)も「残念ですがしょうがない」とあきらめ顔だ。

 絵馬の数も例年に比べれば3割以下。それでも、観戦で球場を訪れた家族らが代わりに参拝していくといい、専用コーナーには「全国の高校球児に幸あれ!!」などと記されたものも見られた。

 コロナの影響でお祓いのお呼びがかからないなどし、同神社も収入面では3月に前年比97%減まで落ち込んだ。以降も回復の兆しはなく、厳しい運営を強いられている。

 本来なら本拠地としているプロ野球の阪神タイガースのファンも含め、一日も早く球場に人が戻ってほしい状況。それでも「まだまだコロナは油断できない。そんな中で、通常の勝ち抜き方式でなく一戦だけの形で大会が開かれていることには複雑な思いです」という畑中宮司。「彼らがおじさんになった時にもう一度、甲子園に集まってできる大会を催してもらえないものか」とあくまで選手目線で願っていた。

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