【奈良】高田商・岩井 今大会初登板で公式戦初完封「100点満点」7回2死まで無安打

[ 2019年7月24日 11:22 ]

第101回全国高校野球選手権 奈良大会3回戦   高田商4―0橿原学院 ( 2019年7月24日    佐藤薬品スタジアム )

奈良大会3回戦で橿原学院を完封した高田商・岩井将吾投手
Photo By スポニチ

 高田商の右腕・岩井将吾投手(2年)が公式戦初完封を飾った。今大会初登板の緊張も見せず、7回2死までノーヒット。散発3安打の快投で、橿原学院を寄せ付けなかった。

 「変化球を低めに集めて、ストレートをどう見せるかということを徹底しました。後ろに3年生がいてくれているので、思い切って投げました。100点満点です」

 ストレートの最速は130キロながら、スライダー、スプリットを徹底して低めに集めた。初安打を許した7回は、続く打者にも死球を与え一、二塁のピンチ。それでも落ち着いて次打者を右飛に打ち取った。

 2歳上の兄・友樹さんが同校野球部だったこともあり進学。変化球の精度があがり、緩急を駆使できるようになったことから、今夏、レジェンドOB・三浦大輔(現DeNA投手コーチ)も背負った背番号「1」を初めて勝ち取った。

 赤坂誠治監督(42)からも「組み合わせが決まった時から、橿原学院さんには“岩井を”と決めていました。変化球の制球が良く想像以上の投球をしてくれたと思います」と絶賛された2年生右腕。投手陣は津田淳哉、中島雄大の3年生も控えており、優勝戦線に食い込んでいく。

続きを表示

2019年7月24日のニュース