【東京五輪まで1年】侍ジャパン五輪メンバー24人の選考ポイント 実績と調子の見極めが鍵

[ 2019年7月24日 09:16 ]

東京五輪開幕まであと1年

侍ジャパン・稲葉監督(撮影・荻原 浩人)
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 侍ジャパン最強チームをいかにつくり上げるか。ベンチ入り選手は24人で、投手であれば先発に加え救援経験のある選手、野手であれば内外野を守れるユーティリティーの存在は不可欠である。悲願の金メダルへ、選考のポイントに迫る。

 オフや開幕前に行われるWBCやプレミア12と異なり、五輪はシーズン中の夏に開催される。いかにコンディションの良い選手を選考できるか。ここまで招集していない選手の抜てきも必要になる。稲葉監督も「調子が良い選手、悪い選手というのは必ずいる」と覚悟を決めている。

 それでも外せない柱はいる。投手陣でいえば千賀だ。160キロ前後の直球と落差の大きいフォークは、初対戦であれば攻略は難しい。先発の軸に据え、高い奪三振能力から大会終盤は抑えに回すことも可能だ。菅野は万全なら絶対的なエースとなる。対アジアで重要となる左腕は今永が一皮むけた。

 建山投手コーチが重視するのは、先発が崩れた後のフォローもできる中継ぎ適性のある投手だ。特に山本は救援から今季先発に再転向した。どんな状況でも登板できる。高橋礼は海外で少ない下手投げとして大きな武器となる。

 野手では外野手が激戦だ。秋山、筒香が今オフにメジャー挑戦する可能性があるが、日本球界に残れば、柳田、鈴木と中軸を任せられる4人がそろう。WBCで精神的支柱となった青木らもいる。キーとなるのが内外野ほぼ全て守れる西武・外崎の存在。ユーティリティーとして命綱とも言える。

 内野は三塁が課題。今季打率リーグトップの中日・高橋が一気に実力をつけ、代表に定着できるか。稲葉監督は本来は遊撃の坂本勇を三塁でテストするオプションも視野に入れる。巨人・岡本、ヤクルト・村上ら若手の成長も底上げには不可欠だ。

 11月には、五輪出場権を懸けた真剣勝負の場となる第2回プレミア12が控える。日本以外の他国が目の色を変える戦いの場での活躍は五輪の選手選考の大きな判断材料となる。

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