甲子園の芝に“ビール”注入!? イレギュラーバウンドの可能性低減など効果期待

[ 2019年7月24日 15:33 ]

甲子園球場
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 甲子園の芝にビール注入!? アサヒグループホールディングス㈱は24日、グループ会社のアサヒバイオサイクル㈱が販売するビール酵母細胞壁を活用した農業資材(肥料)が、甲子園球場の芝の肥料として採用されたことを発表した。ビール酵母細胞壁とは、ビール醸造の副産物。今回、採用が決定した農業資材は食品由来の安全・安心な資材で、植物の根の成長促進、免疫力向上に対する効果が実証されており、すでに全国各地のゴルフ場でも使用されている。

 ビール酵母細胞壁由来の農業資材を甲子園の天然芝に使用することで期待される効果としては、芝が強く均一化されることによるイレギュラーバウンドの可能性低減、芝の根が強く張ることによるクッション性向上、環境負荷の低減などが挙がる。すでに7月末までに計3度、散布され、順調に生育中という。

 甲子園球場のグラウンド運営管理事業を担う阪神園芸㈱スポーツ施設本部の金沢健児甲子園施設部長は「阪神甲子園球場では1年を通して天然芝を状態良く管理するために、季節に合わせて芝の品種を使い分けています。5~7月頃は冬向け芝が枯れて、夏向け芝が生え始める時期なのですが、例年に比べて根の生育が良く、芝の生育が早いように思えます。また色も良く、ツヤのある緑色になっていると感じられます。特に8月の高校野球開催期間は1日に4試合実施される日もあり、芝のダメージが大きいためグラウンド管理に大変気を使いますが、今後は回復が早くなることを期待しています」とコメントした。

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