恩返し誓うヤクルト・山田大、苦しい時期乗り越え「今後こそ、ですよ」

[ 2019年7月24日 10:22 ]

ヤクルト・山田大                                                                                                                                  
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 リーグ最下位に沈んでいるヤクルト。とはいえ、24日の試合前時点で2位のDeNAとは9・5ゲーム差。優勝は厳しいが、まだまだCS出場圏の3位は手の届くところにある。一番の課題は先発陣の駒不足ではないだろうか。小川監督も「先発がいないからね」と危機的状況に苦心の日々が続いている。

 そんな中、その指揮官に恩返しをすべく、存在感を示し始めた投手がいる。17年オフにソフトバンクから無償トレードで移籍してきた山田大だ。7月8日のDeNA戦(神宮)で5回1/3を6安打3失点にまとめ、ソフトバンク時代の17年6月11日の阪神戦以来、757日ぶりの勝利をあげた。神宮のお立ち台に初めて上がり「やっぱり嬉しい。最低限ですけど、仕事ができた」と安堵(あんど)した。

 17年オフ、無償トレードでソフトバンクからヤクルトに入った。同年秋に編成トップのSDから再び指揮官に戻った小川監督が、戦力として計算して迎えてくれた。だが、故障などで1年半は戦いの場にすらいることができなかった。恩返しの投球をするどころか「何してるんですかね?僕は…」。思うように状態が上がらず、ファーム調整中には自暴自棄になりかけていた時期もあった。

 8日のDeNA戦に続き、17日の巨人戦(神宮)でも勝ち星をあげた。ただし5回まで好投も、6回に足をつき、坂本勇に2ランを許しての途中降板。「2試合ともイニングの途中で降板してしまって中継ぎの方に迷惑をかけてしまった。まだまだです」と本人も反省が口をつく。まだまだ改善点はあるだろうが、チームの先発事情を加味すれば今後への期待値は小さくない。

 「これから球団に恩返しをしたい。今後こそ、ですよ」。今月30日で31歳。先発ローテーションを担う投手になり、チームの危機を救ってもらいたい。(記者コラム・川手 達矢)

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