巨人・重信、人生初のサヨナラ打「めちゃくちゃ気持ちいい」

[ 2019年7月24日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―5ヤクルト ( 2019年7月23日    京セラD )

9回無死一、二塁、重信がサヨナラ打を放つ(撮影・村上 大輔)
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 ギアを上げた巨人・重信の打球が、前進守備の左翼・青木の頭上を越えてグラウンドで弾んだ。人生初のサヨナラ打。仲間からウオーターシャワーを浴び「一度されてみたかったので、めちゃくちゃ気持ちいいです」とお立ち台で笑った。

 5―5の9回無死一、二塁。50メートル5秒7の俊足ならゲッツーはないと原監督から、陽岱鋼の代打として送られた。「ヒッティングでいくと言われて、覚悟を決めました」。フルカウントからの外角高め直球を強振し、指揮官の期待に応えた。

 大のモーターレース好き。世界的ラリードライバーのケン・ブロックを敬愛する。ケンの愛車「Ford RX43」と同じ番号「43」を背負う。モーターカーばりの俊足だけでなく、馬力ある打力で連敗ストップの立役者となった。(青森 正宣)

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2019年7月24日のニュース