大谷、ベンチスタートも2回に代打 マエケンからまたも先制打 一振りで試合動かす

[ 2019年7月24日 12:52 ]

インターリーグ   ドジャース―エンゼルス ( 2019年7月23日    ロサンゼルス )

2回、代打で右前適時打を放つ大谷(AP)
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 大谷翔平投手(25)が2回に代打起用され、先発の前田健太投手(31)から先制の右前適時打を放った。

 2回2死から四球と死球で2走者が出ると、オープナーとして先発していた9番コールの打席に。ここでブラッド・オースマス監督は、DH制がないため代打待機していた大谷を迷いなく送り出した。

 初球は内角低めへワンバウンドするチェンジアップ。1ボールからの2球目、内角93マイル(約150キロ)直球を豪快に引っ張った。打球速度97マイル(約156キロ)のライナー性の打球が右前ではずみ、二塁走者が先制の生還を果たした。

 試合前には「頭からプレーすることはなかなかないですけど、代打の1打席でしっかり結果を出したいなと思います」と意気込んでいた。言葉通り、一振りで試合を動かした。

 前田とは今季2試合目の対戦。前回は6月11日に本拠でのインターリーグで対戦し、大谷は初回に右中間へ先制の7号ソロを放っていた。その時に続いて、再び先制点を奪ってみせた。

 なお大谷の代打起用はこれがメジャー通算30度目。これで26打数9安打の打率・346。2本塁打1二塁打、11三振4四球。今季に限れば8度目の代打起用で、7打数3安打で初打点となった。

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2019年7月24日のニュース