阪神・木浪 オープン戦19安打 球団新人最多安打記録更新

[ 2019年3月23日 05:30 ]

オープン戦   阪神2―3オリックス ( 2019年3月22日    京セラD )

<オ・神>3回、一塁内野安打を放った木浪。右は投手・山岡(撮影・成瀬 徹)     
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 初球を迷いなく振り抜いた。相手は初対戦となったオリックスの開幕投手候補。それも、プレーボール直後の第1球を阪神のドラフト3位・木浪(Honda)が見事に打ち返して見せた。この中前打がオープン戦通算18安打目となり、並んでいた16年の高山を超え、平成以降の球団新人最多安打記録を更新した。

 「準備はちゃんとして、初球を打とうと思っていました。思い切りの良さがなくなったら結果が出ないと思うので、それを忘れずにやっていきたい」

 ルーキーの躍動には、もはや首脳陣も虎党も驚かない。3回の第2打席では一塁内野安打を放ち19本目。難敵・山岡からチームが放った安打は、この2本と糸井の左越えソロの3本だけだった。

 初球から思い切りバットを振り切れるのが、何よりの魅力。浜中打撃コーチは「それが彼の持ち味。このまま開幕でも1番を打つなら、どんどん振っていってほしい」と期待をかけた。矢野監督は「う~ん、まあね。最後まで考えます」と言葉を濁したが、ドラフト1位・近本(大阪ガス)との新人1、2番コンビでの開幕がいよいよ濃厚となった。

 19安打は今季のオープン戦で12球団単独トップに浮上。それでも「気にしていない」と言い切る。「まだまだこれからなんで。そこに向けてやるだけです」と、真っすぐに開幕を見据える姿は、頼もしさすら漂わせた。

 2死から内野安打で出塁した3回は近本の投ゴロを山岡が一塁悪送球したことで、一気に三塁を狙った。タッチアウトのジャッジに自らベンチにリクエストを要求する姿勢も。判定は覆らなかったが、新人らしからぬアグレッシブさに矢野監督も、ほくそ笑んだ。

 残り2試合でどこまで安打を伸ばすのか。勢いそのままに本番突入といきたい。(山添 晴治)

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