春日部共栄 初戦で涙…8失点のエース村田、夏へ「2段階レベルアップを」

[ 2019年3月23日 15:47 ]

第91回選抜高校野球大会 第1日1回戦   高松商8―0春日部共栄 ( 2019年3月23日    甲子園 )

<高松商・春日部共栄>力投する春日部共栄・村田(撮影・大森 寛明)
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 初戦で散った春日部共栄のエース右腕、村田賢一投手(3年)は「相手はいい打線だった。コースを突く自分の投球ができなかった」と、正面から敗戦を受け止めた。15安打を浴びて8失点。昨秋の関東大会準優勝の強豪校が、22年ぶりのセンバツの舞台で力を出し切ることはできなかった。

 悔いが残るのは、0―1の5回2死二、三塁の場面。香川を2球で追い込みながら粘られた。フルカウントからの9球目、139キロの外角直球をひっかけるように運ばれ、一、二塁間を破られた。これが試合の流れを決める追加点となってしまった。

 「外のいいところにいったが腕を伸ばされてしまった」

 4番として4回にチーム2安打目の中前打を放ったが、2三振。9回1死一塁では二直併殺で最後の打者となってしまった。

 「(夏までに)すべてをレベルアップしたい。体を作り直すところから、2段階くらいレベルアップしたい」

 エースで4番の大黒柱。入学当時は当時日本ハムでプレーしていた二刀流の大谷翔平にも憧れたが「今は意識していない」という。「自分はピッチャーが好き。試合に待つのは7割がピッチャーの力なので」。練習でも投手として影響が出るウエートトレーニングなどは投球の後に行うなど工夫してきた。

 マウンドでは投げる前にバックスクリーンを振り返る。「1人だけ違うところにいる特別感がある」。高松商の香川が13奪三振で完封するのを目の当たりにした。大好きな投手として投げ負けた悔しさ。それを糧に村田は成長を続ける。

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