17K完封の星稜・奥川にプロ編成トップ絶賛 西武・渡辺GM「ダントツだね」

[ 2019年3月23日 23:14 ]

第91回選抜高校野球大会 第1日1回戦   星稜3―0履正社 ( 2019年3月23日    甲子園 )

<履正社・星稜>8回裏2死一、二塁、ピンチを切り抜けガッツポーズをする星稜・奥川 (撮影・平嶋 理子) 
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 今大会No.1右腕・奥川の大会初登板とあって、バックネット裏にはプロ球団のアマスカウトだけでなく編成トップも視察に訪れて快投を見守った。

 DeNAは三原一晃球団代表が甲子園の駆けつけ、スカウトとともに直接視察。試合終了まで熱視線を送り、「良い選手ですね」と目を細めた。

 また普段からアマ選手の視察を行っている西武の渡辺久信GMも「ダントツだね」と絶賛。「自分の中でしっかりピッチングを組み立てている。高校生ではあのスライダーは打てないよ」と賛辞を送った。

 ロッテの松本尚樹球団本部長は「ダルビッシュとかもそうだが強弱をしっかりつける投球ができている。プロで成功している投手はみんなそういう投球をしている。センスを感じる」とメジャーリーガーになぞらえて高評価。「複数球団の競合は間違いないだろう。プロ1年目から1軍で投げられる力がある」と圧巻の投球に舌を巻いた。

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