イチ もう1回見られる「1番・右翼」、米本土開幕戦で夢プラン W永久欠番も

[ 2019年3月23日 05:51 ]

イチローが搭乗する全日空178便が51番ゲートに変更になり、同835便が58A番ゲートに変更される
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 マリナーズが現役引退を表明したイチロー外野手(45)のため、本拠のTモバイル・パークでセレモニーを計画していることが22日、分かった。28日(日本時間29日)のレッドソックスとの米本土開幕戦で「1番・右翼」として1イニング限定出場のプランも浮上。背番号51を通算303勝のランディ・ジョンソン氏(55)との「ダブル永久欠番」も検討中で、日米通算4367安打のレジェンドをさまざまな形で称える。

 イチローは本拠地のシアトルに戻るため、夕方にTシャツ、ジーンズのラフな姿で、弓子夫人とともに成田空港のチェックインカウンターに姿を見せた。居合わせた約100人のファンからは「お疲れさま~!」の声も。ファンに右手を振り、感謝の思いを示した。

 前日のアスレチックス戦後の記者会見で現役引退を表明。この日の午前1時半まで行われた記者会見では、残念そうにこう話した。「最後にシアトルのユニホームを着て、もう(球場名がTモバイル・パークに変わり)セーフコ・フィールドではなくなってしまいましたけど、姿をお見せできなくて申し訳ない思いがあります」。しかし、その舞台は準備されつつある。

 離日前、ジェリー・ディポトGMは「もちろん、シアトルのファンのためにもセレモニーを考えている。球団を挙げて企画したい」と明言。シアトルへ戻るチームのチャーター機内で球団首脳による「トップ会談」を行う方針を明かしていた。目玉として浮上中なのが、開幕戦に1イニング限定で「1番・右翼」として起用するプランだ。

 東京ドームの開幕カードでも行われた、右翼に就いてから交代させてファンにあいさつする場をつくるメジャー流の演出。日本のファンも胸を打たれた。打席に立つ可能性は低いとみられるが、1回表を守り、代打と交代することも可能だ。シアトルのファンが喜ぶことは間違いない。

 同時に検討されているのは、殿堂入り左腕・ジョンソン氏と「51」のダブル永久欠番。メジャーでは全球団の永久欠番であるジャッキー・ロビンソンの「42」を除けばカブス、ヤンキースなど3例しかない。イチローも日米での殿堂入りが確実で、レアな組み合わせとなる。ディポトGMは「イチローに対して何ができるか。我々にとって最も大切な選手だからね」と熱を込めて話し、報道陣に「みんな忙しくなるぞ!楽しみにしてくれ」と笑顔で予告した。

 イチローは搭乗便を運航した全日空の計らいで「58B」から変更された「51」のゲートから乗り込み、機上の人となった。盛大なセレモニーは、米国でまだ続きがある。

 ▼全日空関係者(搭乗口を51に変更したことに)これまでの活躍に敬意を表し、オペレーションに問題のない範囲内で変更しました。

 《24、25日にファンフェスタ》21日のアスレチックス戦後に離日したマリナーズは、帰着後10日間以上、本拠地シアトルに滞在する。23、24日(日本時間24、25日)にはファンフェスタを開催。既に東京ドームで開幕2試合を戦ったが、時差調整などのため翌25日(同26日)からパドレスとのオープン戦が2試合組まれている。28日(同29日)からの開幕4連戦の相手は、昨季世界一のレッドソックス。イチローがセレモニーに登場すれば、レ軍ファンからも大きな歓声を浴びそうだ。

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