高学歴向け人気ビジネスYouTuber 動画伸び悩み「この職を失ったらどう食べていけばいいのか…」

[ 2023年1月30日 10:10 ]

年収チャンネルインスタグラムアカウント

 東大、京大、慶応、早稲田など高学歴就活生向けに、年収アップをかなえるための情報を紹介するビジネス系YouTuber「年収チャンネル」が、30日までに動画を更新。「チャンネル閉鎖の危機について」と題した動画の中で、再生回数が伸び悩んでいると語る場面があった。

 ウエブコンサルティング企業「StockSun株式会社」代表取締役・株本祐己氏を中心としたチャンネル。「世の中の人は年収いくら稼いでいるの?」という疑問を解決すべく、さまざまな業種のゲストの金銭事情などを紹介し、人気となっている。

 この日、メンバー・山本紘希氏が「年収チャンネルの再生回数が最近あまり芳しくないんですけども、大丈夫ですか?」と株本氏に相談。「この職を失ったらどう食べていけばいいのかわからなくて…」と打ち明けた。

 この悩みに、株本氏は「結論、実はそんなに落ちてない」と回答。「“落ちてる”の定義にもよるけど、今、多くの人がTikTokとかショート動画に可処分時間が流れてるんだよね。本チャンネルの10分以上の動画の再生回数は落ちても、ショート動画やTikTok、インスタのリールの再生回数は上がってきている」と、視聴者は長い動画でなく短い動画を好む傾向があるとして「俺の中では、認知という意味では落ちてない。むしろ上がってるという感覚です」と胸を張った。

 だが、「この1年間で登録者数が2倍になっているにも関わらず、再生回数が2倍にはならない」という指摘には「反省」を口に。最近はビジネス系以外にもネタ系動画を多く投稿していたことから「俺らがエンタメに振り切る企画は需要がない。あくまでやっぱりビジネスを軸に」と初心に帰った。

 続けて「YouTubeも今、大炎上時代みたいになっているじゃないですか。どこの誰がいつ何が起きるか分からない状態というのもあるので、むやみやたらと関わる人が増えすぎると色々大変だなとぶっちゃけ思っている状況」と本音を吐露。「俺は“ゲーセン言ったら不良”という学校に通ってたから…価値観は相いれない部分がある人がいっぱいいるわけですよ」とし「ユーチューバーは失うものがない人がやる職種だったりするので、そこらへんはかなり慎重になやらないとなと思った。昨年は付き合う人を拡大路線でいったんだけど、今年は縮小路線で行きたいなと思います。自分たちで、面白いコンテンツを作っていく」と今後の方針も明かした。

 この動画には「すげ~的確 こんなリーダーが居ると安心ですね」「youtuberが増えすぎてどこのチャンネルも再生数落ちてるからこれはしょうがない」「頭いい」「出演者手配するの大変かもしれませんが、1回に1企業ではなく、同じ業界の複数の企業を呼んだ座談会みたいなのをやると面白いかも」「24卒就活生です。大学2年生の頃から企業紹介を中心に見ていて、企業紹介を何回も再生して見ていました。最近は中の人のPRを多くしているようで、見なくなってしまいました。過去のような企業紹介は勉強にもなるので、またの復活を祈っております」と、さまざまなコメントが寄せられた。

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2023年1月30日のニュース