藤井王将 昼食は石川の郷土料理「治部煮うどん」 午前のおやつはともにチーズケーキ「加賀友禅」を注文

[ 2023年1月30日 05:26 ]

第72期ALSOK杯王将戦7番勝負第3局第2日 ( 2023年1月29日    金沢東急ホテル )

藤井王将が注文した昼食の治部煮うどん(撮影・岸 良祐) 
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 注目の昼食は、藤井は「治部煮うどん」をオーダーした。治部煮はカモ肉やすだれ麩(ふ)を使用した石川の郷土料理で、地元の生麺とカモ南蛮風に仕上げたとろみのあるつゆが絡み合った一品。山椒(さんしょう)の香りがアクセントになっている。一方の羽生は、治部煮の材料を焼きそばにアレンジした「元祖金澤焼きそば」を注文した。味付けは地元の大野醤油(しょうゆ)がベースで、あっさりとした和風の味わい。金沢東急ホテルの料理長・鈴木房雄さん(59)は「小松菜の食感がポイント」と話した。焼き鯖(さば)の棒寿司をセットで提供した。

 藤井と羽生はともに午前のおやつで「加賀友禅」を注文。能登半島のブルーベリーを使用したコンポートがアクセントのチーズケーキ。「加賀友禅」の色合いをイメージし、同ホテルのスタッフ老田博則さん(52)は「金沢ならではのスイーツ」と話した。昼食の両メニューとともに、30日から2月末まで1日10食限定で提供される。

 午後に羽生は「五郎島金時のおいもプレート」、藤井は「はちれもソーダ」をチョイス。どちらも北陸でラーメン店などを展開するハチバンが運営する「おいもとレモネード」の提供。プレートは、県産のサツマイモ「五郎島金時」を使った人気の3種を盛り合わせた。

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