「TREASURE」韓国アーティスト初来日ツアー史上最多29万人動員　大阪熱狂！京セラで初ドーム公演

京セラドーム大阪で初来日ツアーを締めくくったTREASURE
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　韓国の人気男性ユニット「TREASURE（トレジャー）」が28、29の両日、初のドーム公演を京セラドーム大阪で行った。

　韓国出身の7人と日本出身の3人で構成され、20年に韓国でデビューした10人組。29日が昨年11月にスタートした初来日ツアーの最終公演で、韓国アーティストの初来日ツアーとして史上最多となる29万人を動員した。

　超満員の4万人を前に「オオサカ！Enjoyしましょう！」と代表曲「JIKJIN」でスタート。3月22日発売の日本初シングル「Here　I　Stand」や、21年3月の日本デビューアルバムの収録曲「オレンジ」を日本語バージョンで初披露するなど、ファンにとってもお宝のステージとなった。

　精力的なステージを展開した10人だったが、アンコールの途中、リーダーのチェ・ヒョンソク（23）が「大阪に必ず、戻ってきます！」と涙で声を震わせると、せきを切ったように全員が大号泣。大阪出身のアサヒ（21）は「大阪で生まれて、こうやって戻ってこられて…。みんな、いつもありがとう！」と絶叫。福岡出身のハルト（18）は、客席に駆けつけていたという家族に向け「お父さん、お母さん、妹ちゃん…」と言い出すと言葉にならず、しゃがみ込んだ。

　小学校6年の時、韓国の人気ユニット「BIGBANG」のステージを同ドームで見て「衝撃を受けた」というヨシ（22）も号泣。「オレも“ああいうふうになりたい”と思っていたステージで…。僕がホントにおじいさんになっても、トレジャーメーカー（ファンの総称）の一番のアーティストでいたいです」としゃくり上げた。

　TikTokに投稿されている動画がヒット基準の1億回を大きく超え12億回再生突破するなど、一気に人気に火が付いている。日本で記録をつくり、次は3月4日からアジアツアーが控えている。今年大きく飛躍する韓流グループとなりそうだ。