團十郎　襲名公演チケット不正転売に困惑「見たいと思う純粋な気持ちを悪用する感じは困りますね」

十三代目市川團十郎白猿
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　歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎白猿（45）が30日、自身のブログを更新。歌舞伎などのチケットを高額転売していたとして、無職の女が警視庁に逮捕されたことに言及した。

　警視庁生活安全特別捜査隊はこの日までに、入場券不正転売禁止法違反の疑いで東京都内の無職の女（28）を逮捕。昨年11月、東京・歌舞伎座で開かれた團十郎の襲名披露興行のチケット2枚（定価計4万6000円）を10万円で転売した疑いがもたれており、同法が施行された19年6月から昨年10月まで、約220枚をインターネットサイトで不正に転売し、約800万円の利益を得たとみられる。

　團十郎は「こういう事があるのですね、、」と題してブログを更新し、「見たいと思う純粋な気持ちを悪用する感じは困りますね、」とコメント。続けて「そして　そんなにも高値で取引きされている事も話では聞いてましたが、本当にあるのだなと、、今後も引き続き松竹等も警戒していかないとならないですね」とつづった。

　興行主の松竹は「今後も継続して転売対策に取り組むとともに、転売サイト出品者や転売業者に対しても厳正な姿勢にて警察とも連携、捜査に全面的に協力するなどの取り組みを続けてまいります」とコメントしている。