上沼恵美子「お互いを客観的に見る時間ができる」別居婚のメリットを語る

[ 2023年1月30日 15:56 ]

上沼恵美子
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 タレント上沼恵美子(67)が、30日放送のABCラジオの生番組「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。別居婚のメリットを語った。

 5年ほど前から夫と別居していることを公言している上沼は、番組内で夫婦関係が話題になると、「うちは離婚(話)までいきましたからね。“何で?”って言われても分からへんねん。そんなもん、こうやから、あーやからって言えるもんでもない」と明確な理由があるわけでないとした。

 離婚でなく別居に至ったことを「長い年月、若い時から一緒におるから、キザなこと言うけど違う空気を吸いたかった。最後ぐらいは。孤独もいい。孤独がなかなかええなって思います」と説明。「絶対ね、私ぐらいの年齢になって結婚45年になるのかな。別居したいって思いますよ、きっと。“別居うらやましい”って言われますもん」と結婚生活が長くなると別居がしたくなると断言。「そりゃ所帯が2つになるから、お金はちょっと負担かかりますけど、それさえできれば絶対、別居おすすめやわ。お互いを本当に客観的に見る時間ができる。絶対に縁があって一緒になって長いこときてるわけやから、良いところがすぐ見つかる。距離が離れるとね。勝手やけどそう思いますね」と別居することで相手の良さを再確認できたと振り返った。

 前日も別居している夫を自宅に誘い、高級肉シャトーブリアンの入ったカレーやエビフライでもてなしたといい「夜、やっぱり主人がいると安眠できますね。これがでかい。意識はないんでしょうけど、眠りは深かったなって朝は思います」と夫のいる家だと熟睡できたと振り返り「朝ご飯食べて、“ごちそうさまでした”って帰って行く時、ものすごい嬉しい。大衆食堂のおばさんみたいなって。“ありがとうございました!またどうぞ”って。新鮮ですよね」としみじみ語った。

 そして、「毎日しんどいですよ。子どもが独り立ちして、夫婦2人ってここからなんですよ。しんどいのは。ええ要素が全部なくなりますやん。新鮮じゃない。子どもという同じ共通の守るものがあるっていう時は力寄せ合うし、ちょっと嫌なことがあっても守るものが一緒ってのはいいんですよ。悩みが一緒っていいですね。それがやがてなくなるねん。気は楽になるけど、気が重くなるねん。子どもというものを通じて話をしてたな。子どもがいたから間がもってんなってヒシヒシ感じます」と子どもが巣立った熟年夫婦のしんどさを語たった。

 また、上沼は「“夫源病”が認められましたよね」と夫が原因で妻の心身に不調が起こる病気があると紹介。「ご婦人がそうなって夫が悪いみたいに言われるけど、そうじゃないんですよ。これは自然の成り行き。そうなってると私は思います」とどちらが悪いではなく、自然によるものと語った。

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2023年1月30日のニュース