舞台版ハリー・ポッター役は藤原竜也&石丸幹二&向井理の3人に決定!19年後、父に 日本版キャスト解禁

[ 2022年1月22日 10:00 ]

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」で父親になった主役ハリー・ポッターを演じることが決まった(左から)藤原竜也、石丸幹二、向井理
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 アジア初上演となる世界的ヒット舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(7月8日開幕、東京・TBS赤坂ACTシアター)の日本オリジナルキャストが22日に発表され、父親になった主役ハリー・ポッターを俳優の藤原竜也(39)石丸幹二(56)向井理(39)がトリプルキャストで演じることが明らかになった。舞台のために書き下ろされ、子ども時代のハリー・ポッターの19年後を描くシリーズ8番目の物語。3人は厳しいオーディションを勝ち抜き、タイトルロールの座を勝ち取った。

 度重なる映像オーディションを経て、昨年春には来日した海外スタッフとの対面オーディションに臨んだ3人。回替わりのトリプルキャスト制を敷く。藤原は「大変光栄に思います。海外スタッフによる数度のオーディションは緊張しましたが、非常に貴重な経験となりました」、石丸は「夢のような体験を、日本で味わえるなんて。しかも、今度は俳優として舞台上で」、向井は「今まで通り、真摯に作品に向き合いたいと思います」とコメントした。

 人気ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ初の舞台作品。原作者のJ・K・ローリング氏自らが、演出家のジョン・ティファニー氏、脚本家のジャック・ソーンとともに創作したオリジナルストーリー。小説の最終7巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の19年後を描く。

 魔法省勤務のハリー・ポッターは今や3人の子の父親。今年、ホグワーツ魔法学校に入学する次男アルバスと、ハリーの宿敵ドラコ・マルフォイの長男スコーピウスの出会いが引き金となり、暗闇による支配が加速していく。

 ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、メルボルン、ハンブルク、トロントに続き、東京公演はアジア初、世界7番目の上演。英国演劇界の最高名誉ローレンス・オリヴィエ賞、米国演劇界最高名誉トニー賞を含む60以上の演劇賞に輝く。

 2016年にロンドンで開幕して以来、前編と後編の2部制で上演されてきたが、21年11月、ブロードウェイにおいて2部制の前編を第1幕、後編を第2幕とする1部制が誕生。東京公演は、この1部制。上演時間は休憩を含め、3時間30分を予定している。

 会場のTBS赤坂ACTシアターは、現在改装中。今年春には、ハリー・ポッターの世界観を実現した劇場として生まれ変わる。

 ▼藤原竜也 世界で愛されている大ベストセラーシリーズに出演できること、大変光栄に思います。海外スタッフによる数度のオーディションは緊張しましたが、非常に貴重な経験となりました。『ハリー・ポッター』という世界を、ファンの方だけでなく、演劇を観たことのない方にも楽しんでいただけるよう、とにかく精いっぱい演じます。

 ▼石丸幹二 ブロードウェイで観た時の興奮が忘れられない。めくるめくような魔法の嵐に、どよめきが湧き起こり、ハリーたちと一緒に客席もハラハラドキドキ。こんな夢のような体験を、日本で味わえるなんて。しかも、今度は俳優として舞台上で。皆さん、是非お楽しみに!

 ▼向井理 舞台でも魔法がたくさん出てきて、自分が演じていなくても観に行きたいほど面白い舞台です!その作品に出演者として最初に関われることがとても楽しみで、オーディションに参加してよかったと思っています。今まで通り、真摯に作品に向き合いたいと思います。

 ■主なキャスト
 ハリー・ポッター=藤原竜也/石丸幹二/向井理
 ハーマイオニー・グレンジャー=中別府葵/早霧せいな
 ロン・ウィーズリー=エハラマサヒロ/竪山隼太
 ドラコ・マルフォイ=松田慎也/宮尾俊太郎
 ジニー・ポッター=馬渕英里何/白羽ゆり
 アルバス・ポッター=藤田悠/福山康平 
 スコーピウス・マルフォイ=門田宗大/斉藤莉生
 嘆きのマートル=美山加恋
 ローズ・グレンジャー・ウィーズリー=橋本菜摘
 デルフィー=宝意紗友莉/岩田華怜
 組分け帽子=木場允視
 エイモス・ディゴリー=福井貴一
 マクゴナガル校長=榊原郁恵/高橋ひとみ

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