パリ五輪新種目「ブレイクダンス」金候補の19歳・半井重幸、世界大会連覇に挑む 東山紀之が直接取材も

[ 2022年1月22日 10:00 ]

22日に放送される「バース・デイ」は24年パリ五輪の新種目「ブレイキン」で金メダル候補の半井重幸に密着する(C)TBS
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 22日に放送されるTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、24年に行われるパリ五輪からの新種目「ブレイクダンス」金メダル候補の半井重幸(19)に密着し、同番組のMCを務める東山紀之(55)が直接取材もしている。

 ダンサーネーム「シゲキックス」で活動している半井。MCを務める東山自ら練習場所に訪れて取材。「ブレイキン」とも呼ばれるブレイクダンスが五輪種目となることに「想像していなかった」と驚きを口にする場面も。

 また、半井のオリジナル技「ホールドドリルトゥーエイトラックス」を見た東山は「普通1個1個の技があるんだけど、それを連動してやっていくのがすごく大変。うまい人は連動していく。ギターと一緒ですよ。コードコードっていけるんだけど、そこでスムーズにいけるのかと一緒。その辺は半井君はすごい」と舌を巻いた。

 半井は4歳上の姉の影響で7歳からブレイクダンスにハマり、技を磨いていった。メキメキと頭角を現し、11歳から国際大会に出場し、ここまで優勝は46回を誇る。今回、半井が目指すのは世界大会「BC Oneワールドファイナル」。およそ30カ国で予選が行われ、世界中のダンサーが目標とする大舞台だ。

 昨年、18歳で優勝して最年少記録を打ち立てた大会。史上初の連覇へ新技を習得して挑戦する半井。しかし、世界大会を1カ月半後に控えたところで突然のアクシデントが襲った。技のタイミングが合わず、床に左手の薬指を強打。病院へ直行し、診断の結果は剥離骨折、靭帯断裂の大ケガで全治1カ月。何とか大会までには完治する期間ではあったが、新技の成功率を上げる大事な時期での痛いケガとなった。

 酸素カプセルや超音波治療などで1週間後には医師から練習再開の許可がおりたものの、左手をかばいながらの練習で思うようにいかなかった。世界大会まで残り10日。練習の動画を見返した半井は「余裕がない」と左手に意識を奪われている自身のダンスを評していた。果たして世界大会までに新技は習得できたのか。そして、世界大会の結果はいかに。

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