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渡辺王将 初戦黒星も「内容悪くない」王将戦“大阪冬の陣”で反撃へ

[ 2022年1月22日 05:30 ]

第71期ALSOK杯王将戦第2局 ( 大阪府高槻市・山水館 )

第71期ALSOK杯王将戦7番勝負日程と勝敗
Photo By スポニチ

 将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第2局は22日、大阪府高槻市の山水館で開幕する。4連覇を狙う渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=は第1局(9、10日)で激戦の末、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含め4冠=に屈したものの、先手番となる今局で挽回を期す。開幕白星の挑戦者・藤井は連勝を目指す戦いだ。開局は午前9時。

 眼鏡の奥から発せられる渡辺の眼光には、確信に満ちた力強さがあった。「1局目は負けてしまいましたが、内容としてはそれほど悪くない。反響も大きかったし、そういった将棋を目指していきたいです」。第2局への意気込みを問われたチャンピオンは、よどみない口調で答えを返した。

 今年度の名局賞候補として評価の高い掛川での開幕戦。均衡を保ったまま突入した両者1分将棋の最終盤、自王を逃す道を誤って投了に追い込まれた。記録上は1敗でも、中終盤は、むしろ史上最年少4冠に圧をかけ続ける時間帯が確実に存在した。第1日の昼食休憩前には藤井の革新的な一手▲8六歩を示されて1時間31分もの長考を強いられるなど、ペースをつかみきれない場面も垣間見られたが「こんな感じで戦いが進んでいくというイメージはつかめました。1日制とは違う。バランスをうまく取るのが大事ですから」と、むしろ手応えを感じたかのような口ぶりだ。

 第2局は先手番。つまり戦型選択権は手中にしている。「戦い方としては第1局の流れを継続して、じっくりと取り組んでいきたい」――初戦を落とした側からのコメントとしては迫力に満ちている。新進気鋭の若武者に対峙(たいじ)する確固たる決意が、その視線からも熱く漂っていた。

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