やっと脱出!中日・木下拓が今季初本塁打 本塁打なしの不名誉記録は12試合連続でストップ

[ 2021年4月11日 16:01 ]

セ・リーグ   中日―ヤクルト ( 2021年4月11日    バンテリンドーム )

<中・ヤ(2)>6回2死、木下拓は左越えソロホームランを放ち、カメラに向かって指をクロスさせポーズを決める(撮影・椎名 航)
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 もう「0本打線」と呼ばせない!中日・木下拓が今季初ホームランを放った。

 1―0の6回2死から田口の127キロスライダーをフルスイングすると、打球は左翼席に着弾。「バッター有利なカウントなので、フルスイングできる球を待っていた。一発で仕留められて良かったです」と喜んだ。

 チームは開幕戦でビシエドが2ランを放って以降、12試合連続ノーアーチ。球団ワーストとなる1956年の13試合連続に王手をかけていたが、頼れる正捕手の一発で不名誉な記録にストップをかけた。

 この一発は、バンテリンドームに名称が変わった本拠地での中日選手第1号ともなり、負の記録を止める放物線は記念すべきアーチともなった。

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