日本ハム・宮西14年連続勝利!自身の球団記録更新、栗山監督に球団新の監督通算632勝目プレゼント

[ 2021年4月11日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム5―2オリックス ( 2021年4月10日    京セラD )

<オ・日>8回に登板した宮西は無失点に抑える(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 日本ハムの宮西尚生投手(35)が10日、オリックス戦の8回に救援登板して1回1安打無失点。自身が持つ球団記録を更新して14年連続勝利となる今季1勝目を挙げ、栗山英樹監督(59)に球団新記録の監督通算632勝目をプレゼントした。救援失敗してチームの連敗が7に伸びた8日のソフトバンク戦から魂の3連投で、チームを今季初の連勝に導いた。

 これぞ宮西だ。走者を出しても慌てない。2―2の8回1死一塁。中川圭を外角直球で二ゴロ併殺に仕留め、貫禄たっぷりにベンチに帰る姿はまさにリリーフエースだった。

 だが、胸中は穏やかではなかった。「ソフトバンク戦の責任を感じていた。久しぶりに寝られんかったからね。それくらい腹が立ったし、悔しかった」。志願の3連投。頭にあったのは、今季初黒星を喫した8日のソフトバンク戦だ。

 2分けを挟んで6連敗で迎えた一戦。2―1の8回だった。宮西は連敗ストップを託されてマウンドへ送り出されたが、無死一塁からグラシアルのゴロをはじく(記録は投安)など、自らの「ミス」からまさかの3失点で逆転負け。「完全に焦った。勝ち急いでいた」と猛省した。

 それでも百戦錬磨の左腕は再び立ち上がった。「(気持ちが)吹っ切れることはない。勝ちを消したのを背負っていくのが勝ちパターンの宿命」。この日は投手コーチから3連投の可否を問われると「行きます」と即答。昨年7月15~17日のロッテ戦以来の3連投で役目を果たし、栗山監督に節目の勝利を届けた。

 不調で救援失敗が続いた15年。自ら2軍落ちを申し出に監督室に行くと、「ミヤでやってきたし、(当時在籍した現オリックスの増井と)2人でやられたら仕方ない。投げてくれればいい」と背中を押された。「あの言葉があったからここまでホールドを稼げている。どれだけやられてもやり返す」。不屈の闘志を再確認させてくれた指揮官への感謝の白星だった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2021年4月11日のニュース