広島・九里が投げれば勝つ 打者と交錯のハプニング乗り越え無傷の3連勝「1点でも少なくという気持ちで」

[ 2021年4月11日 05:30 ]

セ・リーグ   広島4ー2巨人 ( 2021年4月10日    マツダ )

<広・巨>7回2死、松原から空振り三振を奪い、ほえる広島・九里 (撮影・成瀬 徹)  
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 広島・九里は、序盤の反省をリーグ単独トップに立つ3勝目につなげた。「初回に自分のミスから失点してしまった。何とか粘り強く1点でも少なくという気持ちで投げた」。初回1死一塁でゴロを処理して併殺を狙うも二塁に悪送球。続く安部の適時失策による先制点につながった。

 同点の3回には、松原に勝ち越しソロを被弾。さらに一ゴロのベースカバーに入った際には、打者・梶谷と交錯して治療を受けた。「痛いのは痛かったけど…。試合に集中していたので気にならなかった」。ただ、この不運なアクシデントを境に生まれ変わった。

 4回以降は2安打、無四球と追加点を与えなかった。6回終了時点で96球を数えながら、直後の攻撃で代打を送られずに続投。4―2の7回1死から代打・香月を内角直球で見逃し三振、松原をカットボールで空振り三振に抑えて今季最多の106球を投げ抜いた。

 昨季3勝目を挙げたのは、登板11試合目だった。今季は開幕から無傷の3戦3勝で決めた。「しっかりとゾーンの中で勝負していきたいと思って投げている」。昨季より制球が安定していることで、大量失点して崩れる試合がなくなった。

 佐々岡監督は7回も続投させた理由について「(大瀬良)大地、森下とともに中心でやってほしい気持ちがある。球数や内容を考えて、もう1回という気持ちで送り出した」と説明した。今季の8勝は、全て先発が勝利投手となっている。その中心には九里がいる。(河合 洋介)

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