広島・野村 デビューから連続先発登板の日本新記録へ V奪還の“宿敵”巨人戦で

[ 2021年4月11日 13:33 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2021年4月11日    マツダ )

<広・巨(3)>力投する野村  (撮影・森沢裕)
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 広島・野村祐輔投手(31)が11日の巨人戦に先発し、プロ初登板から188試合連続先発登板の日本新記録樹立へ向けた登板が始まった。前回4日のDeNA戦に先発し、ミンチー(広島、ロッテ)が持つ187試合の日本記録に並んでいたが、これで一気に抜き去ることになりそうだ。

 野村は、明大からドラフト1位で12年に広島に入団。1年目から開幕ローテーションに抜てきされ、プロ初登板から2戦目となった12年4月8日のDeNA戦でプロ初勝利をマーク。1年目は9勝11敗、防御率1・98で新人王に輝いた。その後、16年には16勝3敗で、最多勝、勝率第1位、ベストナインにも輝くなど、広島の先発投手として長年チームを支えてきた。昨年8月にデビューから176試合連続先発登板の日本人記録に到達。今回、試合が成立すれば、ついに日本記録の更新となる。

 前回4日のDeNA戦は、2被弾を浴びるなど4回2失点。「チームがいい流れで連勝していましたし、その流れを何とか継続できればと思っていたんですけど…」と、悔しさをあらわにした。今回はV奪還のためには避けられない巨人が相手。日本新記録の節目を喜べる結果で終えたい。

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2021年4月11日のニュース