八王子学園八王子の羽田慎之介が最速更新 149キロにスカウト「驚いた」

[ 2021年4月11日 18:36 ]

春季高校野球 東京大会 3回戦   八王子学園八王子10―0専大付 ※6回コールド ( 2021年4月11日    都営駒沢 )

自己最速を3キロ更新する149キロを投じた羽田(撮影・柳内 遼平)
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 春季高校野球東京大会は3回戦4試合が行われた。八王子学園八王子は専大付を10―0と圧倒し、6回コールド勝ち。先発した右腕の星野翔太(2年)は5回を4四球ながら、無安打に封じる快投を見せ、コールドによる最終回の6回に今秋のドラフト候補に挙がる羽田慎之介(3年)が登板した。

 「星野が良いピッチングでつないでくれたので、しっかりエースとして投げないといけないと思った」

 たった1イニングだが、強烈な印象を残した。1メートル91の左腕は1四球を出すも、スリークオーターから繰り出す威力抜群の直球で無安打に封じて、ノーヒットリレーを完成。投じた23球は全て直球で、自己最速を3キロも更新する149キロを計測した。

 予定では8、9回を投げる予定だったが、コールドが濃厚のため、早まった6回での登板を「四球で良い流れではなかったが、ヒットは打たれなかったので、星野の投球を少しは立てることができた」と振り返った。

 4人体勢で視察したヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクは「驚いた。あのサイズでも体を使いこなせている。腕の振りも力強い。体格もある左投手は非常に希少性が高い」と評し、同校の安藤徳明監督は「冬のトレーニングで胸の筋力を体と連動して使えるようになった」と飛躍の要因を語った。

 次戦はセンバツ8強の東海大菅生と対決。昨秋に痛めた左肘の状態を考慮し、ここまでの登板は短いイニングしか投げていないこともあり、羽田は「少しでも助けになるように頑張っていきたい」と話した。リードした状況で羽田に継投することが勝利への鍵となる。(柳内 遼平)

 ◆羽田 慎之介(はだ・しんのすけ)2003年(平15)12月25日生まれ、埼玉県所沢市出身の17歳。荒幡小2年時に荒幡ライオンズで野球を始める。山口中では硬式の東練馬シニアでプレー。八王子学園八王子では1年秋からベンチ入り。名前の由来は巨人の阿部慎之助2軍監督から。1メートル91、82キロ。左投げ左打ち。

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