阪神ドラ6中野もいいね 初先発で初打点初盗塁 矢野監督「明日も使ってみようかと」

[ 2021年4月11日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4ー0DeNA ( 2021年4月10日    横浜 )

<D・神>5回1死、阪神・中野は中前打を放つ(投手・上茶谷)(撮影・坂田 高浩)
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 頼れる新人は、佐藤輝や伊藤将だけじゃない。阪神ドラフト6位・中野が「8番・遊撃」で初の先発出場。走攻守すべてで躍動した。

 「遊撃手としてスタメンで出ることで、すごい自信になりましたし、やれるんだなと自分の中で感じた」

 球団でドラフト6位以下の新人が遊撃スタメンとして名を連ねたのは、01年の6位・沖原(62試合)、7位・藤本(55試合)以来20年ぶり。これだけでも快挙と言えるが、中野はそれで満足しない。

 「積極的に振りに行っているのもそうですし、しっかりと打つ方向を決めながら打席に入って、打席の中で工夫をしている。そこがうまくいっているのが好調の要因かなと」

 打っては5回に中前打。加えて、3―0の9回1死二、三塁で放った二ゴロが相手二塁手・田中俊の野選を誘い、プロ初打点も記録した。さらに次打者・原口への2球目では、初盗塁も記録した。

 「ポジショニングもコーチに聞きながらやれましたし、その中で自分の考えの中で。しっかりポジショニングを取ることもできた」

 守備でも存在感を示した。1点優勢の7回2死一、三塁。二塁ベース寄りのポジショニングで、戸柱の中前へ抜けようかという打球を「狙い通り」好捕。ピンチを救った。

 出場10試合で打率・462と勝負強さを発揮する新人について、矢野監督も「足がよく動いていたし、はつらつというか、いい安打も出ていた。足もあるし、明日も使ってみようかと」と手放しで絶賛。次戦の先発起用も示唆した。

 経験が自信になり、その自信が結果につながる。中野の視線は、さらなる高みを見据える。(須田 麻祐子)

 ◆中野 拓夢(なかの・たくむ)1996年(平8)6月28日生まれ、山形県天童市出身の24歳。小2から野球を始め、中学時代は山形シニアに所属。日大山形では2年夏の甲子園で4強入り。東北福祉大では1年春からベンチ入りし、3年春は遊撃、4年春秋は二塁でベストナイン。三菱自動車岡崎では1年目から正遊撃手。1メートル71、69キロ。右投げ左打ち。

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