益田東、逆転で2年ぶり頂点!「甲子園はなくても…」チーム一丸で絆のV

[ 2020年8月4日 20:33 ]

島根県高校野球夏季大会決勝   益田東10―5立正大淞南 ( 2020年8月4日    浜山公園野球場 )

2年ぶり5回目の優勝を果たしてマウンド上で歓喜の輪をつくる益田東ナイン
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 益田東が逆転で2年ぶり5度目の優勝を果たした。益田東は2―4で迎えた4回、8番・待永怜弥(3年)と代打・藤崎遥斗(3年)の連続右前打で1死一、三塁の好機を築き、敵失と2番・橋本爽汰(3年)、3番・松本将尚(3年)の連続右前適時打などで4点を挙げて逆転。6―5で迎えた8回には6安打を集中して一挙4点を奪い、一気に試合を決めた。

 「甲子園はなくなりましたけど、みんなで話し合ってもし甲子園があったら出られた代になるようにしようって。先の相手を見ず、一戦一戦、目の前の相手のことだけを考えてここまできました」

 歓喜の涙が引いて間もなくお立ち台に上がった白木絢大主将(3年)は誇らしげに前を向き、高校最後の夏を振り返った。

 試合のある日、益田東では監督のノックバットは主将が管理し、シートノックの直前に手渡しするのが伝統になっている。その大切なバットを2度、忘れて大目玉を食らった経験を持つちょっと頼りないチームリーダー。この日も先発メンバーでただ一人、無安打に終わったが、そんな主将を全員で盛り立て、チーム一丸となれる絆が今夏の益田東の最大の武器だ。

 恒例の胴上げは試合終了から30分以上が経過した後、球場の外で行われた。教え子の手によって3度宙に舞った大庭敏文監督(39)は勝利の先に甲子園という夢の舞台はないが、甲子園切符を手にしたこれまでの教え子同様、抱き合って号泣するナインを見て感慨深げ。「今の3年生には本当に手を焼きました。メチャクチャ怒った学年です。それでもこうしてちゃんと付いてきてくれました。選手登録できるのは44人ですが、3年生47人全員の絆の勝利です。本当に勉強になりました。この子らのおかげで……」と選手の踏ん張りに感謝の言葉を贈った。

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