福岡 サヨナラで地区優勝 圧巻13Kの緒方「高校生活で最高のピッチング 120点」

[ 2020年8月4日 05:30 ]

福岡県福岡地区決勝   福岡4―3福岡大大濠 ( 2020年8月3日    ペイペイD )

延長11回を投げ完投した福岡・緒方(撮影・中村 達也)
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 2試合連続逆転勝ちで決勝の舞台に立った福岡が、決勝でも2点差をひっくり返してサヨナラ勝ち。福岡市内40校の頂点に立った。2点を追う延長11回。無死一、二塁から始まるタイブレークで、3番・大中、4番・森谷史の連打で同点とし、なお1死満塁。ここで代打の大堂が試合を決める中犠飛を放った。

 県内有数の進学校だ。九大志望の大堂は「人生で(サヨナラ打は)初めてです。野球は高校までと決めていたので、本当に良かった」と満面の笑みを浮かべた。

 先発のサイド右腕、緒方の快投も劇的な勝利を呼んだ。直球はプロ注目の最速153キロ右腕、相手先発の山下とは対照的に、30キロ近く遅い120キロ台の技巧派。だが「切れていた」と話すスライダーを武器に、初回から6回まで毎回三振を奪うなど、圧巻の13奪三振。「高校生活で最高のピッチング。120点です」と喜んだ。

 福岡大大濠には昨年の3回戦で3―4で逆転サヨナラ負け。「先輩から“楽しんでこいよ”と言われていた。最高の恩返しができた」と胸を張った。

 コロナ禍により甲子園は中止となり、福岡は4地区に分かれての代替大会になったが、「苦しい中でも、3年生が優勝目指して取り組んでくれた」と小森裕造監督はナインの努力を評価。「いい思いをさせたい一心だった。優勝できてうれしい」と感慨に浸った。

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