阪神・藤浪 5日巨人戦に先発 676日ぶりの白星目指す「要所で抑えられるようにしたい」

[ 2020年8月4日 05:30 ]

投内連係で軽快な動きを見せる藤浪(撮影・北條 貴史)
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 阪神はきょう4日から甲子園で、首位・巨人との3連戦に臨む。あす5日に先発する藤浪晋太郎投手(26)は今季3度目の登板で、676日ぶりとなる勝利を目指す。16年から4連敗中の難敵だが、V奪回のためには是が非でも倒さなければならない相手。待望の白星を手に、広島、DeNAと続く今季初の9連戦へ弾みをつける。

 逆襲への舞台は整った。きょう4日からは、10勝4敗2分けと大きく勝ち越す甲子園で首位・巨人との3連戦。あす5日の第2戦に先発予定の藤浪にとっては“三度目の正直”で今季初勝利をつかみ取る。自身にとって18年4月20日以来となる伝統の一戦。2年ぶりの対戦にも、静かに闘志を燃やした。

 「もちろん勝ちたいですけど、チームに流れを呼び込める投球をしていきたい」

 今季初の9連戦序盤からつまずくことは許されない。前夜のDeNA戦に勝ち、勝率はジャスト5割。8月戦線へ弾みをつけるためには、自身の快投でG倒を果たす必要がある。16年4月5日の勝利を最後に、目下4連敗。チームも2009年を最後に8月の同戦では勝ち越しがなく、改めて強力打線に警戒感を示した。

 「テーマとして何かあるわけではないが、良い打線だと思うので、余計なランナーを出さないように。何か特別なことをするのではなく、要所で抑えられるようにしたい」

 2度の敗戦をムダにはしない。今季初登板となった7月23日の広島戦では5回まで零封。だが、6回に安打と2四球で2死満塁を招くと、ピレラに逆転弾を浴びてしまった。中6日で臨んだ30日のヤクルト戦も、毎回の10奪三振ながら0―1の7回に3失策が絡んで3失点。いずれも中盤以降で要所を締められなかったことで、白星を呼び込むまでには至らなかった。

 今季未勝利とはいえ、矢野監督から寄せられる期待は大きい。「巨人が走っているんでね。クライマックスも何もないんで優勝しか日本シリーズにいけないんで、巨人をどう倒すかは大事なところになる。晋太郎(藤浪)も状態が上がってきているので、頑張ってもらいたい」。これ以上、宿敵の独走を許すことはならない。きょう4日に先陣を切るガルシアとともに、浮上への命運を託された。

 中5日は今季初めてだが、豊富な経験から不安の2文字はない。「調子も踏まえてゲームをつくりたいと思っている」。甲子園球場での投手指名練習ではブルペン投球などで最終調整した。目指すは676日ぶりの勝利のみ。真夏の甲子園こそ、復活の場にふさわしい。(長谷川 凡記)

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