巨人・菅野「痛いです!」打球当たるも7回2失点で無傷6連勝に「自分一人では達成できない記録」

[ 2020年8月4日 22:09 ]

セ・リーグ   巨人7―2阪神 ( 2020年8月4日    甲子園 )

<神・巨>2度目の開幕6連勝を飾り、6つのボールを手に笑顔の菅野(撮影・北條 貴史)
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 巨人先発・菅野は7回に打球が右足に当たるアクシデントも治療を受けて続投、この回限りで降板となったが7回2失点で自己記録に並ぶ開幕6連勝を飾った。

 開幕6連勝を2度マークするのは球団史上初、甲子園でも区切りの10勝目となった。ヒーローインタビューに登場した菅野は右足の状態を聞かれると「痛いです!」と一言。「気温が高くて厳しいマウンドだったが、最低限の仕事はできた」と振り返った。

 今季甲子園では初登板で「状態は悪くなかった。真っすぐでしっかり押していけた」と、4回と7回以外は走者を出しながらもサンズの一発以外は安定した投球を見せた。坂本、北村の本塁打と丸の適時打の援護に「いつも先制してくれるので、気持ちよく投げさせてもらってます」と打線に感謝した。

 敵地での区切りの勝利には「あまり得意なイメージはないんですけど…(3連戦の)初戦を取れたのは大きい。(開幕6連勝に)自分一人では達成できない記録。先制してくれて守りでもいいプレーがあった。チームの積み重ねが勝ちという形で付いていると思う」といい、最後には「まだまだ現状に満足していませんし、次の登板は間違いなく大丈夫だと思うので、そういう姿を少しでも多く見せていけたらと思う」と力強かった。

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