頼れる選手会長がひと振りで決めた!長野同点3ランに続いた田中広「入るとは思わなかった」

[ 2020年8月4日 22:19 ]

セ・リーグ   広島6―3ヤクルト ( 2020年8月4日    神宮 )

<ヤ・広>ヒーローインタビューを終えファンに手を振る殊勲打の田中(撮影・村上 大輔)
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 広島の選手会長を務める田中広輔内野手(31)がひと振りで試合をひっくり返し、チームに2連勝と最下位脱出、そして今季ここまで未勝利だった“魔の火曜日”初勝利をもたらした。

 「8番・遊撃」で先発出場した田中広は3―3の同点で迎えた8回、1死一、二塁でこの回から登板したヤクルト3番手右腕・清水が3ボール1ストライクから投じた5球目、低めの直球を叩いてバックスクリーンへ劇的な3号3ランを叩き込んだ。0―3の劣勢から7回に3番・長野が起死回生の1号同点3ラン。あまりに劇的な2イニング連続の3ラン2発、そして最下位脱出だった。

 「カウントが有利だったので、狙い球を絞って思い切りいこうと思ってました」と田中広。打球がバックスクリーンに吸い込まれると、何度も小さなガッツポーズを繰り返しながらダイヤモンドを一周した。「入るとは思わなかったんで。入って良かったです」。冷静な男が珍しく感情を露わにしてベンチに戻ったが、試合後の言葉はやはり冷静だった。

 広島打線は6回まで毎回安打が出ながらも無得点が続いていた。「我慢強く攻撃していればこういうこともあるんだな、と改めて思ったので、今後とも我慢強く、辛抱強く、チームで戦っていきたいなと思います」と自らに言い聞かせるように言葉を区切りながらハッキリと口にした田中広。9連戦の初戦で“魔の火曜日”のジンクスも打ち破り「すごくね、いい流れで入れたと思うので。今後もこの勢いに乗って1戦1戦、戦っていきたいなと思います」と力を込めた。

 ファンに向けては「本当に毎試合、大きな声援を送ってくださって。また今年は難しい中で、その中でも大きな声援をくれているのでとても力になっています」とした選手会長。今季初となる3連勝へ向け「1戦1戦丁寧に、一生懸命に、チーム一丸となって戦っていきますので応援よろしくお願いします」と意気込んだ。 

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