巨人・堀岡 9日中日戦先発候補に浮上 16年育成7位の最速154キロ中継ぎ腕

[ 2020年8月4日 05:00 ]

9日中日戦でプロ初先発の可能性が浮上した巨人・堀岡隼人
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 巨人の堀岡隼人投手(21)が9日の中日戦(ナゴヤドーム)の先発候補に挙がっていることが3日、分かった。16年ドラフトで全115選手中、114番目の指名となる育成7位で入団した最速154キロ右腕は昨年7月に支配下登録され、今季年俸はチームで3番目に低い460万円。先発ローテーションの再編に伴い、プロ初先発の可能性が急浮上した。

 2016年10月20日のドラフト会議。他11球団が育成6位までで全ての指名を終えて席を立った。会場に残っていたのは巨人の球団幹部やスカウトだけ。そしてついに堀岡の名前が呼ばれた。育成7位。同会議での指名115選手中、最後から2番目の指名だった。

 昨季に支配下契約を勝ち取って迎えたプロ4年目。独特の小さなテークバックから投じる直球を武器に中継ぎで存在を示す堀岡が、プロ初先発する可能性が出てきた。先発陣は菅野が開幕から5連勝と盤石。ともに故障で離脱していた田口と畠が先週に戦列に復帰した。一方でサンチェスは右肩違和感で離脱中。さらに2日の広島戦でプロ最短2回1/3を5失点で降板した桜井が、この日に出場選手登録を外れた。先発ローテーションの再編に伴い、9日の中日戦の先発候補に堀岡の名前が浮上している。

 堀岡は今季初昇格した7月5日の中日戦で3回途中から2回1安打無失点。「メチャクチャ緊張して足が震えました。ファームでやってきたことは出せました」と話していた。チーム事情で翌日に出場選手登録を抹消されたが、同24日に再昇格し、ここまで5試合で防御率1・69と安定した成績を残している。

 超過密日程の今季は先発も中継ぎも一丸となることが必要。チームの支配下選手で3番目に低い今季年俸460万円の堀岡も、その一員だ。仮に9日に先発すれば、現在1軍に登録されている12球団の選手では最も低い年俸の先発要員となる。

 まずは短い回を念頭に全力で腕を振ることになりそう。2軍でも「少しずつレベルアップできていると思う。とにかく0に抑えてアピールしたい」と常に1軍の舞台を見据えて汗を流してきた堀岡。リーグ2連覇に向け首位を快走するチームを、さらに加速させる。

 ◆堀岡 隼人(ほりおか・はやと)1998年(平10)9月11日生まれ、神奈川県出身の21歳。青森山田では3年時にセンバツに出場し、16年育成ドラフト7位で巨人入り。昨年に支配下登録され、8月に1軍デビュー。今季は5試合に登板し防御率1.69。1メートル83、87キロ、右投げ右打ち。

 《先発1軍登録の12球団最安値に》○…堀岡(巨)の今季年俸は460万円。現在1軍登録中の両リーグ投手の中で、最も年俸が安いのは救援を務める田中豊(巨)の450万円で、先発要員では鈴木(オ)の530万円となっている。堀岡の年俸は田中豊に次ぐ2番目の低年俸だが、先発要員となれば鈴木を下回る最安値になる。なお、1軍登録中の野手では和田(ロ)の420万円が最も安い(金額はいずれも推定)。

 ▽巨人の16年ドラフト 1位指名で競合した創価大・田中(ソフトバンク)、桜美林大・佐々木千(ロッテ)を抽選で外し、吉川尚を獲得。2位で畠、5位では今季途中に楽天にトレード移籍した高田を指名した。支配下は7位までで育成は8選手を指名した。

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