履正社 ベンチ入り16人の公立校・阿武野に大苦戦 1番・池田が勝ち越し弾

[ 2020年8月4日 18:55 ]

令和2年大阪府高等学校野球大会4回戦   履正社7―3阿武野 ( 2020年8月4日    南港中央 )

<履正社・阿武野>4回無死、勝ち越しの本塁打を放つ履正社・池田(撮影・後藤 正志)
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 昨夏の甲子園大会を制した履正社が苦しみながらも5回戦に進出した。先発した内星龍投手(3年)は制球に苦しみ、2回3失点で降板。重苦しい試合展開を打ち破ったのが1番・池田凜内野手(3年)だ。

 3―3同点で迎えた4回、外の高め直球を強振。2試合連続となる一発を右翼へ運んだ。高校通算20本塁打目となる一撃に池田は「先頭打者だったので塁に出ないといけないと思っていました」と汗をぬぐった。ベンチ入りメンバーわずか16人の公立校・阿武野をなんとか突き放した。

 今秋ドラフト候補の3番・小深田大地内野手(3年)、4番・関本勇輔捕手(3年)はそれぞれ1犠飛。岡田龍生監督は「タイミングが取れていない。3番があんなバッティングではどうしようもない」と手厳しかった。 

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