MISIA　紅白熱唱に込めた平和への思い「終わった後に“世界で一番、平和な戦いですよね”って」

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　歌手MISIA（44）が、26日放送のNHK「SONGS」（木曜後10・00）にゲスト出演し、昨年大みそかの「第73回紅白歌合戦」を振り返った。

　MISIAは紅組のトリを務めて「希望のうた」を熱唱したほか、ディズニーとのコラボ企画にも参加。「見ている人の新年を歌で祈ってるような、大きなステージだなっていう」と話した。

　紅白の司会も務めた番組MCの大泉洋は、「でも、そんな中でどうしても勝ちたいと思っていた人が1人だけいます。福山雅治っていう人がいますからね。あの方だけはね、そんな平和的じゃなかったと思いますよ。“絶対勝つから、今年は”って」と、福山のものまねをまじえてジョークを挟んだ。

　するとMISIAは「終わった後に“世界で一番、平和な戦いですよね”って。争った後に残るものって、“あの時よかったですね”、“楽しかったですね”っていう喜びじゃないですか？」と、笑顔で終われる“合戦”の存在意義を強調。「そういう争いって、世界情勢を見ていると、今、不安な気持ちで新年を迎えている世界中の人にも、こういう時間を過ごしてほしいなって、今回は特に思いました」と、歌に込めた願いを振り返った。

　大泉も「紅白ってそういう夢がありますね。4時間ね。そんな時間ですよね」と納得していた。